正月を実家で過ごす13のもとに、小学生の甥がやってきた。聞けば、クラブチームでサッカーをやってて、短距離も長距離も学年で一番だとか。ブラジルのプレーが好きだとのたまう(そのくせ世界地図でブラジルを訊ねれば、中国を指差したりする)。ちょっともんでやるか、とボールを持って近くの公園へ。
いきなり延々とリフティングをやってのけたので、これはまずいと思い、軽くパス交換へ。これ知ってるか?とまたぎフェイントを見せると、鼻で笑って跨ぎやがる。このままでは大人の権威失墜だ!
しょうがないので、フリースタイル・フットボールのまたぎリフトと、最近覚えたブーメラン・フェイントでちょっとだけ畏敬の念を起こさせる。
続いて1対1。体格差をものともせず、ちゃんと背中でボールをスクリーンしながらキープできている。時折キックフェイント&足裏で引いて抜きに来る。基本ができているなぁと感心。ここで大人は、わざと股間を空けてしゃがみこみカットしたり、身体の片側を大きく空けて誘い、後ろ足でブロック、という、素直な性根を逆手に取る戦略。少年よ、大人のサッカーには小ずるい駆け引きが必要なのだ。
ようやく相応の尊敬を勝ち得た後は、せがまれて鬼ごっこ。ここでも様々な大人のテクニックを駆使して翻弄するも、並の不活動成人じゃ太刀打ちできないレベルだなぁ、とびっくり。まさに、後生畏るべし。
火曜日, 1月 03, 2006
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