水曜日, 12月 12, 2012

2012年12月12日練習日誌



お疲れ様です、FKです。

ふと暇になって練習日誌のページ開いたら、

ユーロ以来更新なし・・・(笑)何か書きます^^


Jリーグはサンフレッチェが優勝しましたね。

あまりJリーグ観ませんが、地元ガンバが降格圏内だったので、

結構今節は観ました。

印象的には、選手個人の差があんまり無いように思いました。

その中でも上位チームと下位チームがもちろんあって、

僕なりに違いを感じた事があったので、それを少し書こうと思います。


まず、今回優勝のサンフレッチェですが、右サイドのミキッチが、

フリーでボール持ったら、前線にいる誰かが(佐藤だけじゃなく)絶対

キーパーの前とDFの間に突っ込んでます。ミキッチもそこにひたすら上げます。

そんなに毎回完璧なセンタリングが上がる訳も無く、こぼれ球になるのですが、

それがまた、サンフレッチェ側のボールになる率が高いです。

不思議な感じがしたので、何度も観ると、前だけじゃ無く2列目の選手も、

「絶対自分の所に来る!!」ぐらいの感じで突っ込んでます。

これは完全に、「信頼」と「決め事」です。


これに対してガンバの試合見てると、遠藤なんかはセンタリングはもちろん

パスも一流ですが、その都度一番良い体勢でシュートが打てそうな選手に出します。

これは、決め事ではなく、「個人の判断」であって、選手の能力です。


もちろんガンバは良い選手が多いので、上手く抜け出してパスが通ったり、

綺麗なシュートが決まったりしますが、絶対ではありません。

ですが、サンフレッチェの「決め事」は失敗しようがしまいが絶対です。

(ミキッチが持ったら1列目も2列目も突っ込む)

結果的にガンバは、多く得点(63点)は取りましたが、

失点も多く降格してしまいました。


もちろんどちらが良い点の取り方かは分かりませんが、

サンフレッチェは、そうとう繰り返し練習したり、選手間で話し合ったんでしょう。

チームは下位の常連で、J2に一度落ちてますしね。

ガンバみたいな日本代表クラスの選手個人能力より、

ミキッチの適当なセンタリングを「決め事」で突っ込むのも、

得点(64点)に関しては変わらず出来るって事です。


ですので、草サッカーや草フットサルなんかでも、なんらかの

「決め事」を持ってるチームは強いでしょうね。


昔、万博の大会で、おじさんチームと対戦したとき、ナメてましたが、

なかなか守りが堅く強かったチームがありました。

そのチームは「決め事」を持っていて、それは、

「出来るだけシュートで終わって、4人全員自陣まで戻る」でした。

ただそれだけなのに、割と強く苦戦したのを覚えています(笑)


まあ、Jリーグを見て感じたのは以上です。

ただ一つ思うのが、香川、乾、清武、扇原、山口、柿谷・・・

セレッソって、放出しなければ、個人能力で優勝出来てた様な気が・・・(笑)